没後60年 北大路魯山人 古典復興

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没後60年 北大路魯山人 古典復興

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『没後60年 北大路魯山人 古典復興』展図録
魯山人研究の集大成。中身もページも厚い!

大正から昭和前期にかけての時代、中国、朝鮮および日本の古陶磁に注目する陶芸家たちが現れます。陶芸家たちは近世から続く考証や新しい陶磁史の視点などを背景に、古陶磁の作風や過去の技法の復元を目指し、それを自らの足場とすることで、次第に新しい造形を築き上げました。
北大路魯山人(1883-1959)は、若くして書や篆刻の分野で活動し、30歳代終わりの1922(大正11)年に、生来の食に対する関心から「料理の着物」としての作陶に向かいます。彼は中世以来日本文化の核となっていた茶道を基軸とする我が国の伝統文化に触れ、一挙に陶芸の古典復興を代表する存在となりました。その活動はまさに〈『美』を食する人〉と形容できるものでした。
北大路魯山人と同時代の陶芸家たちの作品、そして中国、朝鮮、日本陶磁など個展の名品を併せて展示し、現代陶芸の礎となった昭和時代の陶芸を展望します。

出品作家:北大路魯山人、荒川豊三、加藤唐九郎、加藤土師萌、金重陶陽、川喜多半泥子、イサム・ノグチ、八木一夫など

会期:2019.9.14 ― 12.1

作品数:202点

ページ数:325ページ

サイズ:29.6×21.0×2.5(cm)

重量:1.2kg

レターパックライト可

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