奇跡の土―信楽焼をめぐる三つの景色
奇跡の土
(k 067)
『奇跡の土―信楽焼をめぐる三つの景色』展図録
「日本六古窯」のひとつ信楽焼。古琵琶湖層群が育んだ趣ある土肌、そして火色や自然釉は、まさに<奇跡の景色>。本展では、「日本六古窯と信楽焼の景色」、「信楽焼とアメリカ陶芸」、「信楽・焼締めの今」の三つの景色から、信楽焼の魅力に迫る。
また、1968年に初めて信楽を訪れて以来、何度もこの地を訪ね、信楽焼の歴史、民俗学的側面からアプローチした『Shigaraki Potters’ Valley』を著作したルイズ・アリソン・コート氏による論考「半世紀にわたる信楽との縁」、アメリカ・ミシガン大学美術館アジア美術学芸員の及部奈津氏による戦後の政治的側面から信楽焼をとらえた論考「アメリカにおける信楽焼とソフトパワー 1950-60年代を中心に」などを収録。アメリカで、さらに海外で信楽焼が知られる契機となった背景がうかがえる。「信楽・焼締めの今」では、現在活躍中の17名の陶芸家たちと作品を紹介する。
会期:2020.10.3 – 12.13
作品数:89点
ページ数:108ページ
サイズ:22.0×18.7×1.0(cm)
重量:350g
レターパックライト可
配送について
2冊まで、レターパックライト(370円)でお送りできます。3冊以上ご注文される場合は「お支払金額のお知らせ」メールにて送料をお知らせします。日時指定を希望される場合はゆうパックを選択してください。