九谷赤絵の極致
九谷赤絵の極致
(k073)
『九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界』展図録
九谷焼における赤絵細描技法は江戸時代前期の古九谷に端を発し、江戸時代後期の再興九谷のひとつで、現在の石川県加賀市で開窯した宮本屋窯(1832-59)において大成しました。
その赤絵細描技法を作品全面に用いることで、「九谷赤絵と言えば宮本屋窯」という不動の地位を築きました。明治期に「ジャパンクタニ」として世界に名を馳せた輸出九谷の誕生や発展につながります。さらに九谷赤絵の技術は、飛騨の渋草焼(岐阜県)、越前の三国焼(福井県)、この近江の湖東焼(滋賀県)にも影響を与えています。
宮本屋窯の赤絵は、黒味がかった赤で文様を細部にわたり描き込んだ「赤絵細描」と、金彩とともに「赤以外の上絵釉」を用いています。また、画題には、中国明時代の墨の文様集『方氏墨譜』から着想を得たことにより、他の窯にはない独自性を発揮しました。とりわけ、宮本屋窯の主画工・飯田屋八郎右衛門(1801~1848)は、赤絵細描に優れた手腕を発揮させました。
本展では、宮本屋窯の細密描写に挑んだ絵付職人らの高い技術により多彩な装飾文様で埋めつくされた華やかな「九谷赤絵」の優品の数々を一堂に展示します。
会期:2025.10.11-12.14
ページ数:326ページ
サイズ:29.6×21.0×2.5(cm)
重量:1450g
レターパックライト可
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